今年になって４回目の朝市は、久しぶりに青空の下でした。
　これで風がなければ絶好の朝市日和となるのですが、お店は風に悩ませられました。
　明け方はまだ肌寒く、防寒具は手放せません。
　それでも日差しは春めいて温かくなり、どことなくウキウキ気分が湧いてきます。

　当日は、ヴァンラーレ八戸のホーム戦ということで、サポーターの皆さんがチラシ配布に訪れました。
「正式に非公認である」という契約（？）をヴァンラーレ八戸と結んだという名物サポーター「ティガーマスク」さんも駆けつけ、盛り上げていました。
　試合はホンダFC（静岡）に0―2で敗れましたが、地元チームへの応援ムードは急上昇中です。

　年年歳歳（ねんねんさいさい）　花相似（はなあいにたり）
　歳歳年年（さいさいねんねん）　人不同（ひとおなじからず）
　この季節に思い浮かぶ中国唐の詩人の漢詩です。
　毎年花は同じように美しく咲くが、花を見る人々は毎年変わっている。

　朝市自体もそれほど変わっていないように見えて、やはりいろんなものが移り変わります。
　出していたお店がなくなったり、新たな店が参加したり。
　景色だって昨年までは廃屋となっていた旧ウオッサンが取り壊されて平地になりました（娯楽施設ができるというハナシもあります）。
　おおげさですが、ふと無常観のようなモノも感じさせます。

　それでも未来志向の館鼻岸壁朝市、今年も賑わいを見せています。
　お店と来場者、来場者同士、お店同士の出会いや交流が続きます。
　観光客の方も多くなり、「朝市の後は蕪島に行く」という声を何度か聞きました。
「種差は知らない」という残念な実際があるので、そこのところ今後ヨロシク。