人生はチョコバナナの串。
寒いの、暑いの、涼しいのと言っているうちに6月に入っちゃいました。
今年ももう半分が過ぎようとしています。
ついこないだ(八戸弁では「この間」のことをリエゾンがかかってこう言います。「である」は「だっきゃ」と言います。「泣き虫」のことを「ナゲッツ」といいます。泣き虫で臆病なニンゲンのことを「チキンナゲッツ」と言います)—まで冬用のスパイクタイヤを装着していたのに、フリースを着ていたのに…。
ついこないだ、ゴールデンウィークだと浮かれていたのに、ですね。
朝市に通うと一週間が早くくるような感じがします。
滞っていた「朝市なう。」、実はチョコバナナとりあげようとしていました。
バナナにチョコレートをコーティングした比較的シンプルなお菓子。
朝市でもあちこちで売られているのを見かける、チョコバナナ。
基本的には子ども向けのお菓子でしょ、といつもスルーしていました。
売っている店も多いということは、子どもたちがたくさん朝市に来ているということでもあります。
あらためてふり返ると、一度も食べたことがなかったと思いいたりました。
で、チャレンジしてみました。
「チャンス、チョイス、チャレンジ」が先日、八戸でコンサートを行ったミネハハさんのモットーだそうで、それに感化されて挑みました。
1本150円のチャレンジの結果、「……」。
人生はそんなに甘くはないぞ、チョコバナナ。
そんなにキラキラとトッピングされていないぞ、オトナは。
としょると(前出リエゾン:「年をとると」)、そんなにヤワではいられないぞ。
お前はコドモだ、チョコバナナ。
残念、チョコバナナをおいしいと思う味覚も感受性もなくなっていたようです。
「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみなければ中身はわからない」
と映画『フォレスト・ガンプ』でトム・ハンクスが言っていました。
開けてみたら、チョコバナナの串しかなかった人生だった、ぐすん、悲しすぎる。
朝市の通りの混雑を避けて、とぼとぼと岸壁沿いに歩きました。
ナゲッツにはナゲッツの、チキンにはチキンの生き方があるはずだ。
ふと目を向けると、そこに天からの啓示のサインが—『GO! GO! チキン』。
さてワタシはどのルートで歩いてきたのでしょうか。
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