朝市の事件簿〜スリにご用心
旧聞になりますが、館鼻岸壁朝市でスリが出没しているらしい、との噂が立ちました。
朝市事務所にも被害届が出されはじめたのは9月頃だったでしょうか。
現金が抜かれた財布が捨てられたり、目立ち始めたので場内アナウンスでも何度も注意を呼びかけたりしていたのです。
朝市会では、警察署に対策を相談したりなどしました。
秋の気配深まる10月19日、とあるお店で野菜の買い物をしたら、「ついさっき、すりが捕まったのよ、すぐ隣で」と教えられました。
スリを現行犯で捕まえるのはなかなか難しいらしいのですが、今回の逮捕で安堵の思いが広がりました。犯人が女性だったというのも意外でしたが、「おばあさんだったよ」と聞いてさらにびっくり。
翌日の東奥日報紙の朝刊で「84歳の女すり」と記事が出ました。
先入観で判断してはいけないのでしょうが、何やらおかしいやら、寂しいやら…。
つい先日、偶然に84歳で実在する伝説の女宝石泥棒ドリス・ペインを取り上げたテレビ番組を見ました。グランドマザーシーフ(老婆の泥棒)とも呼ばれ、ハル・ベリー主演で映画化の企画もあるとか。
映画はエンタテインメントですが、現実は美人だからってスリは許されません!
館鼻岸壁朝市は晩秋を迎え、そろそろ冬支度です。スタッドレスタイヤに交換したかという会話が聞かれるようになりました。
暖かい服装でお出かけください。
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