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郷土〝愛と心〟の細字画


色紙〝寿〟a1


色紙〝寿〟a2

 上の写真にある黒い点は、「寿」という文字です。別に視力検査ではありません。拡大鏡を使ってもぼやけて見えるのは、やっぱ視力の衰え(涙)。
 五戸町倉石又重の農業者・小笠原義高(画号は溪雲)さんの細字画作品です。
 小笠原さんは農作業のかたわら細字画を制作してきました。細字画は、毛筆と墨で極細の文字を書き連ねて、文字や絵に仕上げた作品です。繊細な技術と集中力でもって、色紙には約1カ月、掛け軸は約3カ月かかるのだそうです。
 今年の干支、未(ひつじ)にちなんだ「羊」は、細かな878文字で書かれています。羊が1匹、羊が2匹…と眠くなりそうなので、数えません!

 29歳から趣味で始めてから40年以上の画歴となる小笠原さんは作品集「愛と心」を出版。2月14日アピル五戸で記念パーティーが開催され、関係者ほか130人が集まりました。
 祝賀会は、伝統の舘町神楽舞や祝舞の三番叟などが花を添え、小笠原さんを激励。ふるさと五戸町倉石への「愛と心」がストレートに伝わってくる温かな会でした。


『愛と心』出版記念会01


『愛と心』出版記念会02


『愛と心』出版記念会03


『愛と心』出版記念会04


ザイケ真幸堂の八戸せんべい汁

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