朝市のコーヒーはお好き?
「朝市って、こんなにコーヒーを出すところでしたっけ?」
先週、八戸に来られた熊本大学の森本さんが言っていました。
確かに、館鼻岸壁朝市のコーヒー出店率は高い。正確に数は把握していませんが、5店に1軒はコーヒーを出しているんじゃないでしょうか?
朝市はまるでコーヒーを飲む所と勘違いしそうになっています。
市内桜ヶ丘にからあげらりあを開店した佐藤ラリアさんも言っていました。
「唐揚げよりコーヒーが出るんですよ!? うれしいことです」
そう言っているそばから買い物袋を抱えたおばさんが、「やっぱりここのコーヒーがおいいしいね」と来店しました。
ネーミングもストレートな「朝市珈琲」にも、「ぐるっと回ってきたけど、ここのがうまいね」という人も来ていました。
思い出すだけでも、香彩珈琲みな実さん、加山珈琲店さん、ローステリアさん、幼虫グミでおなじみの赤いテントのコーヒー店さん(準備中、4月中旬から開店予定)、喫茶ピーマンさん…エトセトラ、エトセトラ。
とても全部を回り切れません。
湊日曜朝市会事務所前の上村商店(会長の店)でもドリップコーヒーを出していて、出店者の注文でしょっちゅう出前に行っています。
「ここの朝市がはじまった時(9年前)はさ、コーヒーを出すところってほとんどなかったわよ」と上村昭子さんがいつも言います。
朝市開始当初からの出店者の一人、みな実のマスター須藤さんからも、「ホントにコーヒー屋さん増えたね。オレらが来た時は、ほとんどいなかったよ」と聞いたことがあります。
料金もお得で、1杯150円、200円のところが多いです。
何でみんなこんなにコーヒーが好きなんだろうと思います。
もちろんコーヒーそのものが好きということもありますが、それ以上にみんな、カップ片手のおしゃべりが楽しみなのです。
発行している八戸マガジン『ユキパル』第1号の巻頭は「八戸館鼻朝市の本格珈琲。」でした。
2年半前のその時は、八戸にはまだスターバックス店がなく、「スタバがなくても八戸には朝市の本格派コーヒーがあるさ」なんて意気込んでいました。
朝市でコーヒーを飲むのが文化にもなっているこの風景も、案外、珍百景の一つなのかもね。
春なのに脳が目覚めていないらしく、朝市のコーヒーにふれながら、そう言いながら、コーヒーの写真が一枚もないし。
2枚目のCD、ミニアルバム『Past,Present and Future』を出した「びぃだま」。
おなじみのピーマン朝市ライブの写真で、お茶(コーヒー)をにごすことにします。
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