朝市は蜜の味
帰りがけの朝市で、事務所前。
旅行客とおぼしき男性2人が、何だかせわしくかけよってきました。
落としものか、何かかなと一瞬思いました。
この日は、また特に忘れ物、落としものが多かったから。
「二戸から来ている高屋敷さんはどこでしょうか?」
と片方の人がたずねてきました。
二戸の高屋敷さん?
「ハチミツ屋さんの…」
「三戸の高屋敷さんでしょ。ハチミツ売っている—」
と判明して、ご案内したのでした。
このお二人、この館鼻岸壁朝市に「惚れ込んで」しまったリピーターだそうです。
年数回、関東から遊びに来ているのだとか。
蜂蜜の高屋敷さんは、これがまたいい人で。
前に来た時に送ってもらうことにして買うことにしたそうで、
そうしたらお金を送る前に蜂蜜を送ってくれて(笑)、それがまたおいしくて…。
それで今回、高屋敷さんを訪ねて来た—のだそうです。
こうなふうに遠くから朝市に通う人を、ほかに何人か知っています。
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