館鼻岸壁朝市

八戸ほかの朝市

●陸奥湊駅前朝市

1953年(昭和28年)から続く、八戸で一番古い朝市。新鮮な魚介をおかずに使った贅沢な朝ごはんをお得に食べることができ、「いさばのカッチャ」(=魚を商うお母さん)にも会える朝市として、全国にファンがいます。陸奥湊駅前向かいの「八戸市営魚菜小売市場」を中心に、陸奥湊駅北口側の通りに多くの店が並びます。魚菜市場では、海産物や惣菜など、市場内で買ったおかずを炊きたてごはん・味噌汁と一緒に食べられる食堂スペースが人気を集めています。また、駅前通りにも新鮮な魚介が食べられる食堂や、市場で働く人が利用する隠れた名店などがいっぱい。元気ないさばのカッチャたちとのコミュニケーションも、お楽しみの一つです。

場所
JR八戸線 陸奥湊(むつみなと)駅前
日時
月曜〜土曜/3:00〜正午頃
※日曜・第2土曜・年始は休市
期間
 
店舗数
約200〜300店
駐車場
周辺の有料駐車場
お問い合わせ
八戸市営魚菜小売市場
☎0178-33-7242

●日曜新鮮市

陸奥湊駅前には日曜日休業のお店もありますが、毎月第1日曜日だけ開催される日曜新鮮市では、いさばのカッチャたちが、訪れる人の目の前で炉端焼きをしてくれます。港町・八戸で水揚げされた新鮮な魚の炭火焼きは、一度食べたら忘れられないおいしさ。また、出店者や地元の利用客との会話もお楽しみの一つです。明るく元気なお母さんたちと話せば、きっと元気がもらえますよ。いさばのカッチャは今や八戸市のマスコットキャラクターとして知られるようになり、ストラップやお焼きなども発売されています。八戸市出身のタレント・十日市秀悦さんが演じるいさばのカッチャのキャラクターも人気があり、八戸市外でも親しまれるようになりました。

場所
JR八戸線・陸奥湊(むつみなと)駅前
日時
毎月第1日曜/5:00〜9:00頃
期間
4月〜12月
店舗数
約70〜90店
駐車場
周辺の有料駐車場
問い合わせ
靴のミウラ
☎0178-33-1492

●湊町山手通り朝市

八戸市民の台所として親しまれてきた陸奥湊駅前の朝市は、日曜日がお休み。そこで1964年(昭和39年)から、毎週日曜日開催の湊山手通り朝市が始まりました。「いさばのカッチャ」(=魚を商う元気なお母さんたち)の本場らしい新鮮な魚介類や、野菜、お惣菜などが揃っています。出店者にも利用客にもご近所さんが多く、地域密着型なのが、湊町山手通り朝市の特徴かもしれません。平日は陸奥湊駅前朝市で営業しているお店や、同じ山手通りに店舗をかまえる寿司店や、陸奥湊駅前通りの履物屋さんなど、地域で人気のお店も多く集まっています。あちこちで八戸弁がとびかう中、朝市らしい、ほのぼのとした時間が流れていきます。

場所
JR八戸線・陸奥湊駅南口側 湊町山手通り
日時
毎週日曜日/夜明け〜8:00頃
期間
3月中旬〜12月
店舗数
約100〜120店
駐車場
40台(案内板参照)
お問い合わせ
湊山手通り朝市会
☎0178-33-7348

●八戸ニュータウン朝市

月〜木曜日は「丘の朝市」、金・日曜日は「街の朝市」が開かれる「グランドサンピア八戸」前。ここでは毎週土曜日に「八戸ニュータウン朝市」が開催され、毎日朝市を楽しめます。「ニュータウン」の名前のとおり、朝市会場のまわりは閑静な新興住宅地。小高い丘の上にあり、早朝は朝もやが立ちこめることも。八戸ニュータウン朝市は、農家直送の新鮮でお得な農産物を揃え、2004年に始まりました。お惣菜類や鮮魚も売られています。また、元祖・エコバッグともいえる買い物かご「背負いかご」(しょいかご)もここで手に入ります。軽くてじょうぶ、しかも長持ち。年季の入ったかごを背負っているおばあちゃんも、朝市ではおなじみの風景です。

場所
グランドサンピア八戸前
日時
毎週土曜日/5:00〜8:00頃
期間
3月第1土曜〜11月最終土曜
店舗数
約30〜40店
駐車場
グランドサンピア八戸 駐車場
お問い合わせ
八戸ニュータウン朝市会
☎0178-23-2615

●街&丘の朝市

八戸でただ一つ、毎日開催されているのがここ、白山台地区にある宿泊施設「グランドサンピア八戸」前。広々とした駐車場があり、お車の方も安心して利用できます。月〜木曜日は「丘の朝市」、金・日曜日は「街の朝市」、土曜日は「八戸ニュータウン朝市」が開かれ、曜日ごとに、それぞれ違ったお店や雰囲気が楽しめるのが白山台の朝市の特徴。中でも街&丘の朝市は、八戸で一番古く人気の高かった「片町朝市」の出店者を中心に結成され、昔なつかしい風情を伝えています。曜日ごとに少しずつ違いますが、野菜やお惣菜、地場産品、魚介類に雑貨などのお店が出ています。お天気のいい日は、オープンカフェでゆっくりいただく朝ごはんもおすすめです。

場所
グランドサンピア八戸前 駐車場
日時
毎日/4:30〜7:00頃
期間
3月中旬〜12月
店舗数
約65店
駐車場
グランドサンピア八戸 駐車場
お問い合わせ
街の朝市会
☎0178-96-4149

●ライジング江陽朝市

2011年の東日本大震災後に誕生した、八戸市内で一番新しい朝市です。きっかけは、震災の津波被害によって、館鼻岸壁が一時使用できなくなったこと。7月に館鼻岸壁朝市が再開するまでの間の仮開催ということで、一部のお店がここ「ライジング江陽」の駐車場で営業を再開したのが始まりです。わずか3ヶ月ほどの間に予想以上に人気が高まったため、「八戸うみねこ朝市」と名前をつけて続けていくことになりました。こんな事情から、土曜日は八戸うみねこ朝市、日曜日は館鼻岸壁に出ているというお店が多いのが特徴です。ほかのほとんどの朝市が1〜3月初旬まで冬期休業に入るのに対し、うみねこ朝市は1年中開いているので、冬も朝市を楽しめます。

場所
ライジング江陽 駐車場
日時
毎週土曜日/夜明け〜8:00頃
期間
通年
店舗数
約70店
駐車場
ライジング江陽駐車場
お問い合わせ
八戸うみねこ朝市協同組合
☎0178-47-3332

●三八城山日曜朝市

八戸市中心街では唯一の朝市。三八城(みやぎ)神社境内で、毎週日曜日に開催されています。三八城神社と、神社に隣接する三八城公園は、八戸市庁・公会堂と隣り合う「まちなか」にありながら、緑が豊かです。かつては八戸城はあり、藩政時代から八戸の中心だったこの場所で、三八城山日曜朝市は1986年(昭和61年)から続いています。毎年11月の最終土曜〜日曜には『りんご特売会』を開催。1年をしめくくります。北東北のおいしいりんごを地方発送できる人気のイベントで、野菜やお総菜も豊富です。「身の丈に合った商売をして、売る人も買う人も楽しい朝市にしたい」と朝市会会長の小田さんが言うとおり、こぢんまりとアットホームな朝市です。

場所
三八城(みやぎ)神社
日時
毎週日曜日/5:00〜8:00頃
期間
4月上旬〜11月
店舗数
約10〜20店
駐車場
数台
お問い合わせ
マルエーストア 小田栄治
☎0178-25-1664

●八戸駅前朝市

アクセス抜群! 駅から徒歩1分の朝市です。JR八戸駅と連結通路でむすばれた八戸地域地場産業センター「ユートリー」は、地域のおみやげ品が豊富に揃う施設。八戸駅前朝市は、このユートリー前で開催されます。八戸を中心とした南部地域(青森県南・岩手県北)からは野菜・果物・生花など、市内の沿岸地域からは、太平洋で獲れた新鮮な魚介類も並びます。ただし、八戸駅前のバス乗り場を利用しているため、始発のバスが動き出すまでの約1時間半しか開催していません。日曜日の八戸では、ほかにも館鼻岸壁朝市や三八城日曜朝市、湊山手通り朝市などが開催されるので、アクセスのいい駅前から朝市のはしごもできそうです。

場所
八戸駅前
日時
毎週日曜日 4:30〜6:00頃
期間
4月第1日曜〜11月最終日曜
店舗数
約10〜15店
駐車場
八戸駅前駐車場
お問い合わせ
八戸駅前朝市会
☎0178-23-3005

●八戸夕暮れ市

早起きが苦手な人も大丈夫! 八戸には、昼すぎから夕方まで開かれる「夕暮れ市」もあります。中心街から徒歩10分ほどの市民憩いのスポット「長者まつりんぐ広場」で、毎週末に開かれています。まつりんぐ広場は2007年にオープン。広い敷地にベンチや遊具、トイレが整備され、2月の「八戸えんぶり」や8月の「八戸三社大祭」といったお祭りでも活用されています。夕暮れ市では、新鮮な農産物やできたてのお惣菜、花などを扱う約40店が広場を囲み、家族連れや仕事帰りの人が立ち寄ってにぎわいます。週末の夕方、おやつや夕ごはんの調達にぴったり。ただし、あまり遅い時間に行くと店じまいしているところもあるので注意しましょう。

場所
長者まつりんぐ広場
日時
毎週金・土曜日/14:00〜17:00頃
期間
 
店舗数
約30店
駐車場
まつりんぐ広場駐車場
お問い合わせ
夕暮れ市事務局
☎0178-29-4071

●多賀台の朝市

住宅地として40余年もの歴史があり、現在も開発が進む多賀台地区。
その賑わいづくりの一環として多賀台でも朝市が開催されることになりました。
平日開催とあって、朝の散歩がてら立ち寄るお客さん、朝食の材料集めの利用客、出勤時に立ち寄っての買い物、そして家族を送り出した後のコーヒータイムにと時間毎に利用のされかたが変わります。多賀台の地に定着しつつある朝市。

場所
多賀台団地
開催日程
毎週火曜日
開催時間
夜明け〜午前9時
店舗数
約20店
駐車場
有り
お問い合わせ
多賀台団地 朝市実行会
☎0178-47-6791

●思いでの片町朝市

八戸市中心街から徒歩10分。細い路地に100数十軒もの屋台が並ぶ片町朝市は、地域の人々の台所として、またコミュニケーションの場として親しまれてきました。片町朝市は、1947年(昭和22年)、農家の女性が始めたといわれます。女性は人に声をかけられず、野菜が売れませんでした。困り果て座りこんだところ、通りかかった近所の人が次々と野菜を買って行きます。女性が毎日この場所で野菜を売るようになると、しだいにお店や利用客の数が増え、朝市に発展していったといいます。2010年5月9日、63年におよぶ歴史に幕を下ろしましたが、グランドサンピア八戸前に場所を移し、街&山の朝市として新しいスタートを切りました。

場所
鍛冶町・長者1丁目
日時
毎日/4:00〜7:00
期間
3月中旬〜12月末
店舗数
約10〜100店
※2010年5月9日の朝をもって終了しました

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