台湾女子デビーさん、朝市デビュー!?
待ち合わせは朝の6時。7月8日、ユキパル女は、ある女性に館鼻岸壁朝市を案内する約束をしていました。
彼女の名前は、デビー・リン(林梅芳:Debby Lin)さん。台湾から、お仕事のために八戸に移り住んできた女の子です。
台北育ちの彼女は人が大好きです。曇り空をものともしない人々でにぎわう館鼻岸壁に着くと、瞳を輝かせました。
上村さんの大根の大きさに驚いたり、朝市珈琲では、台湾と日本の虎舞トーク。松橋商店では、布ぞうりの健康効果をユキパル女が話しました。ばほり餅屋のお母さんはデビーさんの流暢な日本語にびっくりして、「若いのに偉いねぇ〜」と、しきりに感心していました。炉端焼きのお店では、台湾の人がよく食べるという豆腐を使った「みそ田楽」をデビーさんがお買い上げ。そうそう、「らっきょう」も「ほや」も台湾にはないんですって。
お互いの国について話しながら歩く館鼻岸壁は、なんだか新鮮。なじみのお店に初めて彼女を連れて行くような感じ?
途中で合流したユキパル男こと編集長は、南部せんべいの天ぷらを買ってきてくれました。「初めて食べたけど、おいしい!」と、デビーさんは気に入ってくれたみたいです。
ここで変集長、じゃなくて編集長がつぶやきました。
「デビーが館鼻で朝市デビュー…なんちゃって」
さすがのセンスにユキパル女は脱力、じゃなくて脱帽しましたが、デビーさんは笑ってくれました。(優しい!)
「ここ、バスで来れますよね?」とアクセスを確認したデビーさん。「楽しかった! みんな優しい、いい人ね」と、大根やみそ田楽の袋をぶら下げ、笑顔で帰途につく彼女を見ていたら…。年齢も性別も国境も超える包容力が館鼻岸壁朝市には、ある。そんな確信が、より深くなりました。
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