すいか割りdeなんかようかい?
夏の風物詩すいか割りを、朝市でやるというのです。
しかも朝の6時からって、もしかしたら日本一早いんじゃないかしら?
7月27日土曜日、ユキパル女は現場である「八戸うみねこ朝市」会場、ライジング江陽(こうよう)駐車場に急行しました。
東日本大震災で被害を受けた館鼻岸壁で朝市が再開できるまで、と、いわば期限付きの仮開催のようなかたちで始まった八戸うみねこ朝市ですが、3年目を迎えた今ではお店も増え、すっかり定着しました。
館鼻岸壁よりこぢんまりとしてはいますが、「落ち着いてるとこが逆にいいんだよなぁ。なんだか朝市の原点って感じがしてさ」と、話す朝市ツウもいます。
やってる、やってる!
でも、ふつうのすいか割りとはなんか違う?
目隠ししてぐるぐる回って、てとこまでは一緒なんですが、よく見ると棒で叩こうとしているのは…すいかじゃないじゃん。
代わりにボールをぶっ叩く。
見事当てた人には、あらかじめカットしてあるすいかをプレゼント、と。
なるほど、スマートです。
これならすいかも残さず食べられるし、後片付けも簡単。朝市の知恵です。
しかし。
そんな風に賢いわりには商売っ気がないのもまた、八戸の朝市らしさ。
イベントってふつうは『●●円以上お買い上げの方が1回チャレンジできます』とかあると思うんですが、そんな条件をつけるなんて誰も思いもよらないらしく、若い人はただそこにいるだけで、「やってけ、やってけ!」コールに包まれるのです。「それならリクエストにお応えして」と挑戦したユキパル女も、ポコッと当てただけで、でっかいすいか1/4個ゲットだぜ!
しかも。
どうもすいかを用意しすぎて余っちゃったみたいで、その後、すいか割りは「すいか争奪!朝市じゃんけん大会」へ突入。
「オレに勝ったらすいか半分あげるよ!」だったのが、「ええい!1個丸ごと持ってけ!」になり。
そのうち、係のおじさんがすいかを持って会場中を練り歩き、まだ食べてない人にも、「もう食べたよ」って言う人にさえ、すいかを配って歩く事態に。おじさん、それじゃまるで〝無差別すいかテロ〟だよ…。
店々のテントをのぞいて回って「食ってねぇ子はいねぇが〜!?」って、だんだんおじさんが〝妖怪・すいか配り〟に見えてきたよ…。
みずみずしくって甘いすいかは、いくらでも食べられるからいいんだけどさ!
すいか割りは今のところこの間だけだったようですが、平日の陸奥湊朝市、金曜日の常現寺朝市、土曜日の八戸ニュータウン朝市に八戸うみねこ朝市、そして日曜日の館鼻岸壁朝市と、八戸はいつもどこかで市が開かれて、何かが起こっています。
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