朝市なう

館鼻岸壁朝市の旬な情報をお届け。

朝市のおもてなし


館鼻岸壁朝市10月13日_5

 この前の朝市でたまたま7、8人の若いグループが通路で
 わいわいと楽しそうに賑やかにしていました。
 ジャンケンのようなことをしていましたが、
 誰がおごるとか決めていたのでしょうか?
「八戸に来たらさ、地元のオレが、おもてなししようと思ってたんだよ」
 とか言っているのが聞こえました。
 2020年東京オリンピック招致活動で、滝川クリステルさんのプレゼン「おもてなし」が、ずいぶんと話題になりました。
 ググって調べると「おもてなし」という言葉の語源は「表裏なし」だそうです。
 表裏のない気持ちでお客様を迎える事、英語の「ホスピタリティ:Hospitality」とほぼ同意。
 さらにその由来はラテン語「ホスピス:hospes」から。
 旅人や客をもてなす場所とのことで、ホステス、ホストもその関連でしょうね。

 また「もてなし」には、「モノを持って成し遂げる」という意味もあるとか。
 朝市におけるモノとは並べてある商品でしょうね。
 それを対面販売で、気持よくお客さんに買っていただくこと。
 それが朝市のおもてなしなのだと思います。

 ただし個人店主の集まりである朝市は、商品はさまざまだし、
 礼儀やマナーなどの接客マニュアルもありません。
 愛想がいい人もいれば、ちょっとコワモテの店主もいます。
 時には、商品やお店の対応にクレームがつくこともあります。

 改善しなくてはいけないところも多々あるでしょうけれど、
 全体としては、その欠点を補って余りある人間的な温かみがこの朝市の魅力。
 再来年2015年には「全国朝市サミット」の八戸開催が見込まれています。
 どうすれば朝市らしい「おもてなし」なのか、考えていきたいと思います。


館鼻岸壁朝市10月13日_1


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館鼻岸壁朝市10月13日_4


ザイケ真幸堂の八戸せんべい汁

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