朝市のおもてなし
この前の朝市でたまたま7、8人の若いグループが通路で
わいわいと楽しそうに賑やかにしていました。
ジャンケンのようなことをしていましたが、
誰がおごるとか決めていたのでしょうか?
「八戸に来たらさ、地元のオレが、おもてなししようと思ってたんだよ」
とか言っているのが聞こえました。
2020年東京オリンピック招致活動で、滝川クリステルさんのプレゼン「おもてなし」が、ずいぶんと話題になりました。
ググって調べると「おもてなし」という言葉の語源は「表裏なし」だそうです。
表裏のない気持ちでお客様を迎える事、英語の「ホスピタリティ:Hospitality」とほぼ同意。
さらにその由来はラテン語「ホスピス:hospes」から。
旅人や客をもてなす場所とのことで、ホステス、ホストもその関連でしょうね。
また「もてなし」には、「モノを持って成し遂げる」という意味もあるとか。
朝市におけるモノとは並べてある商品でしょうね。
それを対面販売で、気持よくお客さんに買っていただくこと。
それが朝市のおもてなしなのだと思います。
ただし個人店主の集まりである朝市は、商品はさまざまだし、
礼儀やマナーなどの接客マニュアルもありません。
愛想がいい人もいれば、ちょっとコワモテの店主もいます。
時には、商品やお店の対応にクレームがつくこともあります。
改善しなくてはいけないところも多々あるでしょうけれど、
全体としては、その欠点を補って余りある人間的な温かみがこの朝市の魅力。
再来年2015年には「全国朝市サミット」の八戸開催が見込まれています。
どうすれば朝市らしい「おもてなし」なのか、考えていきたいと思います。
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