朝市芸術論(!?)
中沢新一さんは『なぜ、いま脳が注目されるのか~時代は芸術の再編を求めている』で人間の行う知的活動を、芸術的なものと、芸術的でないものとに分けています。
芸術的でない知性の働き=昼の知性。社会の秩序をつくりあげる合理的な判断。
芸術的なもの=夜の知性。夜になって、神話を語り、踊ったり。
アリとキリギリスじゃないけれど、太古以来、人類は生きるためには狩猟をしたり畑を耕したりする必要があり、自由な心で芸術ばかりをやっているわけにはいきませんでした。
人間は、昼と夜の知性の配分をすることによって、絶滅を逃れてきたと言います。
現代もまた人類としての心の本質は変わっていませんし、同時に社会生活に適応するために、心の源泉=自由な心を抑圧することを覚えないといけません。それでも人類の心の普遍性に根ざした芸術は、人類が存在するかぎりは終わらず、求められるはずです。
これからの世界を生きていくためには、昼の知性と夜の知性のバランスが必要というならば、昼と夜の間にある朝(夕)の知性が大事です。だから朝市の芸術創造性が人類を救う。ちょっちゅね。
以上、朝市芸術論(!?)。
こじつけもここまでくれば、力技…ふぅ~。強引マイウェイ♪
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