『現代農業』読者のつどい(2015年12月12日八戸市ユートリー)
12月12日、八戸市のユートリー(八戸地域地場産業振興センター)で『現代農業』読者のつどいが開催されました。
八戸市では初めての開催となり、県内外から参加者が集い熱心に意見交換していました。
『現代農業』は一般社団法人農山漁村文化協会(略称・農文協)が出版している月刊誌で創刊は1946年、主に農業者を対象に作物や土、地域自然の力を活かした栽培技術、農家の加工・直売・産直、むらづくり、食農教育、グリーンツーリズム、農都交流など、農業・農村、食の今を伝える総合実用誌です。
今回は、宮城県村田町から農業者佐藤民夫さんを講師として招き「○○!?で得する百科」と題する基調講演がありました。
『現代農業』誌上でもお馴染みという佐藤さんは、12年ほど前に脱サラして「1から始めた」農業者さん。6haの減反畑をコーン、ソラマメ、ブロッコリー、ニンジン、などを栽培してフル活用。自信のスイートコーンはすべて直売所で売り切るそうです。
生産物のブランド化する秘訣、肥料や資材代を安くする工夫など、実地に基づいたノウハウが語られました。
中でも根元から伐採して効率化を図るスイートコーンの驚きの収穫法は、目からウロコ的な工夫です。
従来の常識に囚われていれば思いつかないヒントの数々に、「びっくりぽん」です。
土地や収穫の時期に合わせた種を見つけるために、情報収集やテストを念入りに行っているという佐藤さんの農業姿勢につくづく脱帽しました。
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