健さんが館鼻岸壁朝市に現れたら
録画しておいた番組「プロフェッショナル〜仕事の流儀スペシャル・高倉健」本編とインタビュー編を続けてみてしまいました。
そこですっかり考えこんじゃいます。
何なんでしょうか?
あの男のたたずまいというか、存在感。
もし高倉健さんが館鼻岸壁朝市に現れたら…。
旅人としてでも、あるいは訳あって東京から八戸まで流れきて魚屋さんになって、朝市に出店していたとしたら…。
それだけで映画の一シーンです。
空気感が変わるような気がします。
高倉健さんのような男の存在感は、薄れあるいはなくなったように思います。
一言で言えば「シャキッ」とした感じ、背骨がまっすぐな感じ。
見ているだけで頭が下がりました。
今年81歳になった高倉さんが、番組の中では「やはり幸せになりたいよ」とか、「年上の奥さんを亡くした後に若い秘書と再婚したイブ・モンタンのような生き方がいいな」と語ったり、意外な横顔も見せてくれました。
ユーモアと哀感がブレンドされて、立っているだけで画になる人。
ああいう男になりたかったな、と今更ながら、つい憧れた朝一郎でした。
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