残暑の朝市で、空心菜
きびしい残暑が続く日本列島です。
この八戸でも、お盆すぎてからのこの暑さはめずらしいです。
9月に入ってはじめての館鼻岸壁朝市は、時折小雨がぱらつく不安定な空模様でした。
でも暑さ疲れしている人たちからは「このぐらいがちょうどしのぎやすくていい」の声が多く聞こえました。
暑い暑いと言っても、やっぱり秋の気配はあちこちに感じられます。
まず屋台に並ぶ野菜や果物の顔ぶれが違ってきます。
秋の味覚、ぶどうや梨が並びはじめました。
朝市の楽しみの一つは、今まで知らなかった食材に出会えることにもあります。
アジア系(日本もアジアだけど)の女性が、見慣れない野菜の束を買っていました。
お店の人から「これはクウシンサイ。アジア南方でふつうによく食べるもので、フィリピンだと『タンコン』。日本だと『パリパリ夏菜』」と聞きました。
茎の中が空洞になっているから、「空芯菜」とも書きます。
日本ではあまり食べなかった野菜ですが、最近、この地方でも多く栽培されてきました。
ニンニクなどといっしょに炒め物にすればおいしいといいます。
八戸朝市、国際的です。
国際的といえば、「朝市な人」でオーストラリアで長く仕事をしてきたラリアさんを紹介しています。
朝市名物、不動のトップバッター「ようちゅうグミ」も「朝市びんてーじ」で。
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