６月９日の館鼻岸壁朝市で、セーリングのミニライブがありました。
　セーリング知らない？
　それはもったいない。
　Vo:ゴウ（鹿児島出身）Gt:リョウタ（北海道）Ba:テツ（岩手）Key:タカシ（愛媛）Dr:ナオ（京都）の五人で、大阪で結成されたロックバンド。

　デビュー後のマイクロバスでの全国ツアー以来、八戸と強い絆をもっています（インタビュー記事）。
　2010年に八戸の情景をテーマにした『きみのまちはぼくのうた』をセカンドCDとしてリリース。
　全国でもおそらく初めて商店街振興組合（三日町三栄会）が公式独立レーベルとなりました。

　朝市会事務所の通路に急ごしらえのステージスペースが設けられました。
　朝方かかっていた海霧はすっかり晴れ上がり、開始の朝７時にはたくさんの人だかりができました。
　こぶしを突き上げて熱唱する『WHAT FEELING』にはいつも熱くなります。
　定番のカバー曲、美空ひばりの名曲『乱れ髪』も披露されて30分のライブを終えました。
　大阪からのファンもお出でだったようです。

　館鼻岸壁朝市のセーリングといえば、2010年暮れの演奏が忘れられません。
　凍える寒さの中でミニスカート姿のドラムのナオさんはじめ、メンバー全員唇を青くしながらのパフォーマンス。
　館鼻岸壁朝市ウォッチャーにとって伝説のイベントなのです。
　そして年が明けて、３月の東日本大震災。
　直後にはちのへ災害復興支援実行委員会の委員長にボーカルのゴウさんが就任し、半年にわたり八戸に滞在して活動を行いました。
　カラオケ化応援署名を受けた『きみのまちは　ぼくのうた』は、震災復興支援ＳＯＮＧとなり、2012年2月から第一興商でカラオケ配信しています。

　今年、東北でのセーリングは、第1弾として5月27日〜6月22日、その後7月13日〜8月10日、10月4日〜10月13日を予定。
　期間中にイベント、まつりなど企画・運営される際にはぜひセーリングに声をかけてみてください。お問い合わせは、商店街振興組合三日町三栄会音楽出版社。
　6月20日（木）には「セーリングワンマンＬＩＶＥ inはっち」が行われます。