パラダイスじゃないのよ、朝市は
何度もコクっていますが、毎週毎週、たくさんの人が館鼻岸壁朝市に来る事象があって、
その理由がはっきり分かりません。
おそらく一個の理由じゃないんでしょうね。
だから、こうして通っているのかもしれません。
お店を出している人なら仕事だし、行かなきゃ商売になりませんもんね。
(まぁ「朝市通販」と言うサイトなので、半分仕事と言えばそうですが)
でもサボろうと思えばサボれるわけだし、出店者だって「面倒だなぁ」と思うことだって、そりゃあるでしょう。
特に天気が悪かったり、別な用事があったりすれば、そうなります。
お店だってうんと儲かっている人もいれば、そんなでもない人。
前は儲かっていたのに競合が増えて、それほどじゃなくなった人。
これから出店して一旗揚げようとする人だっていると思います。
朝市だって商売ですし、損益分岐点から下がって赤字だったら続けられない。
けれども朝市に感じるところは、赤字基準が「お金」ベースだけじゃないってところです。
いくら薄利多売といったって、「それじゃ赤字でしょ」ということがしばしばありますからね。
漠然と思うのは、売り手とお客が商品を通じて、気持ちのコミュニケーションしている気がすること。
朝市に行くと元気になる、ってそういうことが大きい気がします。
この数年、特に規模が大きくなって、また観光化も進行しているように思います。
同時に、魅力だった多様性や雑多性がなくなっていくことでもあるのかなと思います。
「安いよ」「面白いよ」って朝市の良さを伝えたい思いではいますが、
問題が全くないというパラダイスではないですもんね(だから面白い)。
よくあいさつで「これからの益々の発展を…」と言ったりしますが、
八戸市民の財産でもある館鼻岸壁朝市の「発展」ってなんでしょうね。
今のままでいいんじゃないの、と思ったりしてますが、否応なく時代は移り、物事は変わります。
その意味で館鼻岸壁朝市も、新たな局面に立っているような気がします。
ところで「ピーマン」さんの朝市ライブでは、おなじみの「びいだま」や地元のミュージシャンが出演していました。
これまでもボリュームに気を遣ったりしながら、朝市の音楽ファンを楽しませてきました。
この朝市ライブ、来週からやってはいけないことになったと聞きました。
頭の中は、疑問符だらけです。
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