朝市で「ほうれんそう観」が変わる!?
館鼻岸壁朝市に行くと、ほとんどいつものぞきに行くお店というのがあります。
そのひとつが、横浜出身で五戸町在住の春義彦さん、文子(あやこ)さんご夫妻の「はる農園」。
最初の出会いはリージョナル・マガジン「ユキパル」07号の取材だったのですが、無農薬、無化学肥料の畑から生まれる野菜がほんとうにおいしくて、気づけば立ち寄るようになっていました。
ごぼうも長ねぎも、山東菜もかぶも、みんなおいしいけれど、とくに、ほうれんそうは感動的でした。
はる農園のほうれんそうは、スーパーに並んでいるものとちょっと違います。長さや大きさはわりと不揃いで、スーパーものよりワイルドというか、「草」っぽい(笑)。土もついていて、「さっき取ってきました!」というかんじがします。
根元のところがとても濃いピンク色をしているのも特徴で、春さんによると、「昔から栽培されてきた品種だけれど、今は種を売っているお店も少ないので、インターネットで種を仕入れている」のだそうです。
よく洗って土を落として、さっとゆでたら冷水にとって、さらに洗う。定番のおひたしにして食べてみました。
すると、やわらかくて、くせがなくて、でも、独特の風味と甘みは、しっかり。歯の裏がギシギシになっちゃう〝えぐみ〟や青臭さって、ほうれんそうの個性のうちだと思っていたけど、もしかしたら違うみたい…? 「ほうれんそう観」が変わった瞬間でした。
さあ、あなたも館鼻岸壁朝市で変えてみませんか?
人生と、「ほうれんそう観」!
と、ここまで読んで朝市に行きたくなっちゃったみなさま、まことにいけずを申しますが、5月13日は「うみねこマラソン全国大会」のため、朝市はお休みですからね。
待たれ、5月20日!!
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