金基英さんの韓国昔話
三八地域ものづくり産業フェア(2月27日八戸プラザアーバン)に出かけました。電動除雪機や、話題の3Dプリンタ製品など興味深い地域開発の製品が展示紹介されていました。
株式会社eウィンテックは、健康被害が心配される電磁波低減技術を開発し、青森から「eでんき」を世界に発信しようという会社です。
ところが、そのブースで行われていたのはあまり電磁波低減とは関連がなさそうなハンドクラフトのワークショップ。
千葉県松戸市のクラフトスタジオDKKY Japanの柿沼由美子さんが、「ペーパーナプキンアート」を教えていました。デコパージュとも言われるもので、絵とか模様のある紙ナプキンを切り抜いて、コーティング剤を塗り重ね、オリジナルの小物や家具、その他色々なものを作ることのできる工芸です。
そのスタッフの金基英(キンキヨン)さんは韓国昔話の語り部さんでした。韓国仁川に生まれ、日本人と結婚して1989年4月に妊娠7ヶ月で来日。千葉県船橋市で韓国と日本の架け橋になろうと色々なボランティア活動を行っています。
翌2月28日の夜には、第6回八戸サイエンス★ナイト『韓国 昔話の科学』(はっち1F『たまに庵のーぼ』)で、韓国民話を披露してくれました。
日本と韓国で似た話があるけれど、鬼退治には行かなかった桃太郎など結末が違ったりするようです。金基英さんの韓国民話はこちらで聞くことができます。
日本語と英語が堪能な金さんですが、韓国語バージョンで聞いた時には、実際に行ったこともない韓国の風景がふわーっと目に浮かぶような気がしました。
電磁波対策と、ペーパーナプキンアートと、韓国昔話はそれぞれちゃんと関係があったのではありますが、説明しようとするればするほど、頭の考えがドンブラコドンブラコと川に流れて行ってしまうのでした。ドットハライ(※おしまいという南部弁)。
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