年の初めは『朝市まっぷ』
いかにも年寄りじみた感じですが、明けましておめでとうと言ったのがついこの間で、松の内も過ぎ、成人式も過ぎ、ベッキーさんのトラブルもあり、SMAPの解散騒動もあり、何やかやで今年も3週間が経ちました。
毎年同じことを言っていますが、何もかもが速い。余りに速い。どうしてこんな事になっちまったのでしょう。
館鼻岸壁朝市は今は冬季休市中で、再開は3月13日の予定です。2月中旬に協同組合湊日曜朝市会の定期総会が行われ、3月11日には毎年恒例の避難訓練が予定されています。
東日本大震災から間もなく5年です。変わったことも多くあり、変わらなかったこともやっぱり多く残ります。何かしなくてはいけないという突き動かされるような気持ちと、全く裏腹な無力感が交互にやってくるこの5年間だったような気がします。
現在を生きる人間にとって、時代はいつも謎です。時間が経ち後になって振り返れば、歴史検証できることがあるかもしれませんが、その渦中にある自分たちにとっては一体何が起きているのか理解できることは少ないですね。
つらつらそんなことを思っていた時に大好きな写真家・作家・画家の藤原新也さんの「特集:新東京漂流」が組まれた『SWITCH』1月20日発売号を手に入れました。表紙はAKB48の指原莉乃さん。ひりひりと皮膚感覚的に時代を感じたい人には薦めたいと思います。
ところで年の初めにまずは『朝市まっぷ』。
どたばたと作成した2013年版が初めでした。夏には発行したいと思っていた計画がずれ込み秋になっちゃいました。それから2014年版、2015年版と発行して2016年版に取りかかったところです。
店の配置もそれほど大きくは変わらないから、1回作ればいいんじゃないのという人もいます。けれども変わらないように見えてもやはり毎年毎年、変化し続けているのです。何せ人が運営している場所ですもの、やっている人も扱っている物も移り変わっているのですよ。
300以上の出店があるのでそうそう微に入り細に入りはできませんが、ちょっとずつの変貌を垣間見ることはできるように思うのです。経費面、制作能力面でもう少しゆとりがあればとは常に思いますが、ないものを四の五の言ってもしょうもない。やれることをなるべく丁寧にやるだけです。
「あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ…」と歌うのはSMAP。作っているのはMAP。
落ちないか…。
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