お寝坊さんも三文の徳!?
梅雨明け後初、夏本番を迎えた館鼻岸壁朝市はというと、スイカの立ち食い(?)屋さん、ヨーヨー屋さん、キュウリにかき氷…と、解放感と夏らしさにあふれていました。
そんな館鼻岸壁朝市には最近、ちょっとした変化が起きています。それは、にぎわいが「長くなっている」こと。
今までは7時半を回ると「そろそろお客さんもひけてきたね~」なんて話していたのですが、ここのところ、どうも変わってきています。7時を過ぎ、7時半を過ぎ、8時を回っても、まだまだにぎわっているのです!
早起きして新鮮な空気を吸うことも、朝市の醍醐味のひとつではありますが、お寝坊さんもOKというユルさも、館鼻岸壁朝市らしくていいなぁ…と、自分の寝坊ぶりを棚に上げてユキパル女は思います。
9時近くになった頃、さすがに帰ろうかと、顔なじみの袴田次男さんの骨董品店を通りかかったら、袴田さんが少年のような笑顔で「いいの入ったよ!」と手招きします。寄っていくと、パールとオニキスらしきネックレスの小箱を持っていました。
「1,000円でいいよ!」と瞳を輝かせる袴田さんですが、あいにくお金がありません。情けないながら正直に告げたところ、なんと「ふ〜ん…じゃ、ける!」
…て、え? 『ける』って『蹴る』じゃなく『あげる』、英語で言うと『present for you』ですよ? 念のため。
くれるんなら欲しい、でも、ここで受け取ったら私のクリーンな(?)イメージが…!
しばし葛藤したユキパル女ですが、さてどうしたでしょうか? …答えはただ風に吹かれている、じゃなくって、皆さまのご想像におまかせします。
こんなことは珍しいにしても、お店によっては、最後のほうに行くと値引きしてくれることもあるし、たまの朝寝坊も三文のトクがあるかも?
そうそう、気前のいい袴田さんのお話&写真は、「朝市な人」でご覧ください。
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