八戸せんべい汁に続け! 北のコナモン
こんにちは、ユキパル女です。
7度目の正直、ついにやりました。八戸せんべい汁研究所が、ついにB—1グランプリin北九州でゴールドグランプリに! ロンドンオリンピックの伊調馨選手、小原日登美選手に続く「金」獲得です。今夜は八戸せんべい汁で、君の瞳に乾杯…なんちゃって。
北九州で61万人がB—1に燃えていた頃、こちら八戸の館鼻岸壁朝市も盛り上がっていました。深夜からの強い雨も朝方にはあがって、きれいな秋晴れ。10月もなかばを過ぎ、朝・晩は息が白くなるくらい寒いのに、朝市ストリートはすごい人手です。人気のお店にできた行列は、8時をまわってもとぎれませんでした。
「こりゃすごいなぁ」「今日、何あるど?(何があるの?)」とお店の方が驚いているのが、通りすがりに聞こえてきます。
「喫茶ピーマン」の朝市ライブを聴きながら、朝ごはんは「おこわせんべい」。南部せんべいにお赤飯をはさんだもので、せんべいを使ったメニューという意味では、「八戸せんべい汁」の親戚ともいえます。農作業の合間に食べられてきたおやつだから、ちょっとした昼ごはんということで「こ昼っこ」。地元では「こびりっこ」とか「こびるっこ」とか呼ばれています。昔ながらの八戸のお赤飯は甘いので、コーヒーにも意外と合うんです。手が汚れなくて、食べやすい。古くて新しいファストフードです。
この「こびりっこ」をはじめ、館鼻岸壁朝市にはたくさんの「北のコナモン」があります。コナモンは「粉もの」=粉をベースにした食べもの。北のコナモンは、青森県南と岩手県北(南部地域)のコナモンのことです。
昔むかし、冷涼な気候のためにあまりお米がとれなかった南部地域では、コナモンを食べる文化が発達しました。コナ食文化のひとつとして、南部せんべいや八戸せんべい汁が生まれたのです。
さて、10月27・28日(土・日)には、そんなコナモンたちが集まるイベント「第2回 北のコナモンフェスティバルin八戸まちなか」、略してコナフェス、が開催されます。北九州に行けなかった方も、コナフェスなら、「八戸せんべい汁おもてなしマイスター」が作った八戸せんべい汁をみんなで食べられますよ!
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