朝市なう

館鼻岸壁朝市の旬な情報をお届け。

シアワセは、熱いお餅!

こんにちは、ユキパル女です。

寒さもグンと厳しさを増し、朝の気温は下がる一方の八戸。

後藤駿介さん

 そんな厳しい寒さの中でも、館鼻岸壁朝市は元気です。
 団体の観光バスもやってきていましたし、八戸工業大学の学生さんたちが撮影取材に来ていました。
 環境省が三陸地域沿岸に設定する長距離自然歩道「東北海岸トレイル」(仮称)のモニター・後藤駿介さん(早稲田大先進理工学部3年)と、ばったり会いました。
 来年3月下旬ごろまで延べ50日間かけて八戸市の蕪島から福島県松川浦まで、約700キロを踏破する計画です。
 蕪嶋神社で道中の安全を祈願してからの朝市だったようでしたが、ホントに元気でご無事にね!

湊日曜朝市会の事務所前では、7時過ぎから2回に分けて、お餅のおふるまいが行われました。お客さんへの感謝の気持ちをこめて、毎年夏と冬に行われる恒例行事です。


ふかしたてのお米でお餅つき

ふかした4升分(!)のモチ米が湯気を立てて臼に運ばれ、お餅つきが始まりました。
 ぺったん、さっさ、ぺったん、さっさ!
 ぺったん、さっさ、ぺったん、さっさ!
 ぺったん、さっさ、ぺったん、さっさ!
 湊日曜朝市会会長の上村隆雄さんが杵を振り下ろす「ぺったん」。
 昭子奥さんがこねる「さっさ」。
 かけ声をかけるでもないのに、作業はリズミカルに進みます。無駄のない動きは、まるでパフォーマンスの一種。

通りをかかったおばあちゃんが「正月が来たど(来たのか)!」と、懐かしそうに目を細めました。

つきたてのお餅を一口大にちぎり、きなこをまぶして出すと、列の人たちが次々に口に運びます。帰りに「おいしかった」と言う人に、「もう一回並んで食べてって」と昭子さん。
 風は切るように冷たいけれど、館鼻岸壁はしばし、あたたかな幸福感に包まれます。
 Happiness is hot rice cake (not a warm gun). 〜幸せは熱い餅です。

今シーズンの館鼻岸壁朝市も残すところあと4回(12月29日〈土〉「海の朝市」臨時朝市では5回)。震災復興がなかなか進まない中に衆議院選挙も始まって、朝市でも各候補者の姿が見られます。
 ざわざわと落ち着かない今年の師走ですが、来年こそは良い年に!と願わずにはいられません。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。