館鼻岸壁朝市のスタンダードは・・・
あと3つ寝たら、館鼻岸壁朝市ですよ~。八戸の天気予報は、バッチリ晴れ! 絶好の朝市日和になりそうです。
館鼻岸壁朝市ファンも、そうでない方々も。
これからはじまる↓エッセイみたいなものでも読みながら、ドキをムネムネさせてお待ちくださいませ。
とつぜんですが。
「顔が見えるナントカ」って、最近よく聞きます。ナントカの部分には、たまご、とか、野菜、とかが入って、「生産者と消費者がじかにつながる」ってことを表すようです。
でも「顔が見える」って、実は館鼻岸壁朝市ではふつうのことです。わざわざ言う人もいないくらい、当たり前。
お店を出している、とっちゃ、かっちゃ(お父さん、お母さん)は、自分で野菜やくだものを作っていることが多いから、これはどういう品種だとか、今年はこういうところを工夫したとか、もういいよ!ってくらい(笑)、聞けば教えてくれますし。
魚だって、漁師のとっちゃが獲ってきて、帰りを待ってたかっちゃが売りに行く、とか、そんなかんじです。
自分たちで作ったもの、獲ったものを、自分たちで設営したお店に並べて、自分たちで売る。ご近所のお客さんがやってきて、それを買う。
ごくごく、シンプルです。
こういう単純なことが、成立しにくくなっているのが今の世の中なんだと、「顔が見えるナントカ」というフレーズを目にするたびに感じます。
消費者としての私たちは、流通システムのおかげで、世界中のおいしいものを1年中食べられたり、商品が手に入る。たしかにうれしいけれど…。
いま、ここにしかないものを、買う、食べる、使うっていう小さなサイクルも、贅沢だし、すてきじゃないかなぁ?
今までも今も、これからも。
「顔が見える」が館鼻岸壁朝市のスタンダードです。
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