湊日曜朝市会、臨時入会受付。〜元海の朝市出店者対象に
八戸市の館鼻岸壁朝市からNPO法人海の八戸NPO(以下海の朝市)撤退を受けて、協同組合湊日曜朝市会(上村隆雄理事長)は、八戸市水産会館において海の朝市出店者を対象にした入会受付を開始しました。
湊日曜朝市会では、年齢制限の一時緩和、入会金の分割など特別措置を伴った今回の入会受付は、9日と10日の2日間に限定。
出店希望者の簡単な面接を行って上で新規入会者を確定し、館鼻岸壁管理者の県三八地方漁場整備事務所と市商工政策課に正式な使用許可を申請する運びです。
この2日間以外の出店申込みに関しては、元海の朝市出店者にあっても例外措置は適用せず、一般と同じ条件で対応するとしています。
週明け11日の10時から朝市会場の館鼻岸壁で出店場所の確認を行います。なるべく元の場所での出店に配慮しながらも、空きスペースをつめるための異動はあるため、全出店者の参加を呼びかけていました。
東日本大震災から丸2年がたつ3月11日、館鼻岸壁朝市出店者による避難訓練が行われます。
テレビなどでは震災特別番組が放送されており、あの時の怖さと不安は未だ鮮明によみがえります。
「復興」とはおよそほど遠い三陸沿岸の光景が映し出されるごとに胸の痛む今日この頃、もちろんそれは他人事ではありません。
2年前の館鼻岸壁朝市も津波の被害で4ヶ月近く遅れ、開始は7月初めでした。あの時の市民はじめ来場者が朝市を待望した熱い空気を思い出します。
朝市運営では様々な困難がありますが、商売だけではない意味がこの朝市にあるように思えてなりません。ベタなようですが、その一つは、やっぱり三陸復興の出発点(復興国立公園の北端)という役割なのでは?
夢見ごとだというかもしれないけど、誰もひとりじゃない、だからこんなにたくさん人が集まるんだよってね。
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