３月１７日、館鼻岸壁朝市がスタートしました。

　♫はちのへ　青空　北の風寒いよ
　　季節が都会では分からないから
　　あの朝市へ行ってみようかな
　　ああ　朝市の春（「北国の春」調で）…
　と、鼻歌まじりに歩いてみました。

　空は晴れ上がり日差しもやわらかいのですが、まだまだ風は冷たく、じっとしているとやはり寒い。
　暗いうちは駐車場もそれほど混むことはなく、明け方には続々と来場者が訪れ、いつも通りのにぎわいとなりました。

　もともとまだ寒さの残るこの時期は、出店もまばらな感じがします。農家はまだ春の収穫前ということで並べて売る物がないからですが、今年はまたそれと別な変化ががありました。
　製氷工場側の会場にだいぶ店が少なく、並びも変わっていました。出ているかどうか、なじみの店を探す来場者の姿もありました。

　これまで二つの団体で運営されてきた館鼻岸壁朝市ですが、海の八戸ＮＰＯが撤退。
　今年からは、協同組合湊日曜朝市会が全体運営を行うことになりました。湊日曜朝市会の約300人のうち、初日に出店したのは約240店でした。
　会の事務所には、入会申込みのために多くの人がつめかけていました。その結果、来月から約50店が加わり、従来の約350店規模に戻りそうです。運営体制も変わった今年初の朝市、上村隆雄理事長は朝２時に会場に着いたそうですが、すでに準備している出店者もあったとか。

　今回、やめた出店者があるのはとても残念ですが、また新たな朝市の魅力が生まれることを期待します。
　朝市のまち八戸では、館鼻岸壁朝市と合わせて、山手通り朝市も始まりました。毎週土曜日には江陽地区でうみねこ朝市が開催、平日には歴史ある陸奥湊駅前朝市があります。
　♫たまには朝市で珈琲でも飲んでみようか
　　あの朝市へ行こうかな…