ポール佐藤の「まちの音まちの色」第11回
夏の間、市内もあちこちの庭先で、こんな華やかな色に出会う。どこか南国情緒が漂う艶やかな花が、垣根を乗り越えて咲き乱れ、コンクリートとアスファルトに覆われたいつもの通りが、まるでお祭りが始まったかのように別世界に見える。
思えばいつも、日常の中に突如現れる非日常というものに心惹かれてきた。
今も心に焼き付いているのは、中学や高校時代の文化祭。教室が喫茶店やお化け屋敷に、体育館が劇場やライブハウスに変身する、あのワクワク感は忘れられない。
親父バンドに熱中して、ライブと練習にうつつを抜かす今の状況も、その延長線上にあるのかもしれない。生活のスパイスとして、非日常の楽しみは必要なものに違いない。
が、私の場合日常と非日常が逆転しているなんて叱られないように自制が必要かも?
たまにだから盛り上がったり、有難いということもあるのだし。
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