
タヒチアンダンサー、タヒチの市場へ
数回前の連載から、2024年のタヒチ旅について振り返っています。
前回は、タヒチのホテル事情について書きました。
(前回の連載をご参照ください)
唐突ですが、タヒチの人はあまり働きません。笑
家族との予定や自分の都合を優先します。
スーパーマーケットは土日は休業。
平日も夕方5時には閉まる所がほとんど。
そのため、食べ物の確保に非常に苦労しました。

レストランの食事は高すぎます。
一品で5000円は軽く超えるような物価状況です。
節約のためにも、スーパーマーケットのお惣菜で過ごしたい!
でも、肝心な時に開いていない…!
そこで、知人から教えてもらって助かったのが都心にあるマルシェです。
八戸で言う「朝市」のような雰囲気の市場です。
早朝、夜明けころから午後3時までの営業時間。
レッスン前やお昼に立ち寄り、朝ご飯の確保ができます。
などなど、日常の食事からお土産や衣装づくりに使うお花まで、だいたいの用事がマルシェで済ませられる品揃えです。
眺めているだけでも圧巻の眺めでした。
フランスパンにチーズとハムを挟んだパニーニは滞在中、何回食べたかわかりません。
物価の高いタヒチで、安くておいしいパニーニ(200円くらい)は命の源。
ビタミンを摂取するために食べていたフルーツも、南国ならではのものばかりで最高においしかったです。

お店のラインナップは多岐にわたります。
フルーツや野菜。(マンゴーやバナナが最高!)
魚。(常温で置かれるマグロにビックリ!笑)
お惣菜。(パニーニが安くておいしい)
お花。(日本に比べ発色が濃い)
タヒチの伝統工芸品。
ちょっとした洋服。
黒真珠アクセサリー。
ダンスに使うパレオ。
ザクザク切ってビニール袋にサッと入れて適当に並べて売ってまーす!
というような手軽さもタヒチらしさを助長していたように思います。
スーパーマーケットになかなか行けないという不便さはありましたが、その分ローカルならではの楽しみかたをして過ごしました。
もう見たくない!
というほど食べたパニーニも、今では懐かしい思い出の味。
日本のフランスパンで作っても、あの素朴さは再現できないのです。
あともう少し、タヒチの旅行記は続きます。
次回もぜひご覧ください!







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