民窯の魅力。 『無名陶工の仕事展』開催〜佐々木良市さん
「民窯」(みんよう)という言葉はあまり聞き慣れません。
「要するに『雑器』。飾ったり、見るだけの美術工芸品や茶器、藩用といって贈答品扱いの貢ぎ物などとは別に、実用品として庶民が使うもの。柳宗悦(やなぎむねよし:哲学者、民芸運動の創始者)が民芸の窯だから民窯といったんだよ」と解説してくれるのは佐々木良市さんです。
手しごとを伝える、ちいさな雑貨屋さん〜長瀬荒物店
「おはようございます!」 土曜朝6時の朝市会場でさわやかなあいさつをくれたのは、長瀬順子さんと、娘の和香子さん。八戸の朝市には欠かせない『しょいかご』や竹かごなどを扱う、『長瀬荒物店』の3代目と4代目です。八戸市中心街にあるお店におじゃまして、まったりと…。家族のこと、仕事のこと、お聞きしました。
写真とハンドメイド〜メゾン・ド・ファンファーレのひみつ
フォトグラファーの姉・中村佳代子さんと、服飾雑貨のデザインと制作を手がける妹・泰栄さんによるコラボレーション・ユニット「maison de fanfare」(メゾン・ド・ファンファーレ)。魔法のような「メゾン・ド・ファンファーレ」の世界。中村姉妹のキラキラのひみつは、どこにあるのでしょう?
未来を拓く言葉 〜「僕にまかせてください」 青森県太陽光発電システム優...
福島第一原発の事故をきっかけに、自然エネルギーへの関心がますます高まる中、「青森県太陽光発電システム優良施工研究会」が設立。初代会長となったのは、八戸市の有限会社佐々木電気工事代表取締役・佐々木登さん。
佐々木さんが電気工事の道に進んだのは、中学卒業まもなく16歳の頃。以来40年。時代の波の中で、佐々木さんを導いてきたものは二つの言葉。
「僕にまかせてください!」「人生楽しまなきゃ」。
ノースビレッジ農園の社食から〜栗谷川 柳子 さん(ノースビレッジ農園LLC...
青森県三戸郡三戸町のノースビレッジ農園は、首都圏のレストランなどに青森県産の旬の野菜を販売している会社。
2010年5月、栗谷川柳子さんが立ち上げました。この会社では、毎日スタッフが持ち回りで、ランチを作ります。
旬の野菜たっぷりの贅沢な〝社食〟です。
五戸町で無農薬野菜作り。~はる農園 春 義彦さん・ 文子さん
五戸町で無農薬・無化学肥料の野菜を作っている春義彦さんは、横浜生まれの29歳。震災直前の去年3月はじめ、奥さまの文子さんととともに移り住み、農業を始めました。 なんで、農業? なんで、青森? まるで〈はる農園〉のごぼうのような、やわらかでやさしい笑顔の春さんご夫妻に、お話をうかがいました。
コユキコムギ復活のパン 〜ワルン・ロティ・大和田聡子さん
「北のコナモン」をご存じでしょうか? 八戸、久慈、二戸の三圏域(愛称・北緯40°ナニャトヤラ連邦)で、三圏域に古くから根付いてい...
東北の美(キレイ)を全国へ〜美ナーレ
2009年、田んぼの中の美肌の神様として「魔女たちの22時」で出演し話題となって以来、自宅で簡単にできる美容法が多くの女性の支持を集める美容家 田中愛さんがレクチャーする美肌マッサージ本『田中愛の顔筋体操 DVD付』が刊行されました。
地方で生きていることは すごく幸せなこと〜吉川 由美さん(はっち文化創...
今年2月に開館した八戸ポータルミュージアムはっち。そのオープニング事業を担当した文化創造事業ディレクター・吉川由美さんは、昨年●月から週2、3日のペースで仙台市から八戸に通い、多くのイベント準備を進めてきた。 特に『八戸レビュウ』は、身近な人々、見慣れた風景が、市民ライターとプロ写真家の手によって鮮やかに切り取られ、新鮮な印象があった。 はっち開館からちょうど一ヶ月後に起きた東日本大震災。ほどなくして吉川さんは、アートプロジェクト「生きる博覧会」を開催してきた宮城県南三陸町の避難所に向かっていた。