
vol.21 整える。~天国と地獄のあいだ~

みなさんは、今年の目標をたてましたか?
新年になると、毎年のように「今年はどんな一年にしよう」と考えます。
目標を立てるのは好きなのですが、振り返ってみると、気づけばいつもバタバタ。
踊って、教えて、移動して、気づいたら一日が終わっている。
そんな生活を何年も続けてきました。
今年は少し視点を変えて、
「余裕のある、整った暮らしをつくること」
これをひとつのテーマにしてみることにしました。
というわけで、今回から6回にわたって、
『整える暮らし』について書いていこうと思います。
私はタヒチアンダンサーとして活動しています。
華やかなイメージを持たれることもありますが、実際はとても地味な積み重ねの世界です。
今、大注目のアーティスト・ちゃんみなが、テレビでこんなことを言っていました。
「地獄がずっと続いてて、たまにある天国」
これ、ダンサーにもすごく近い感覚だなと思いました。
こんなに練習して、成長しているのかな?
これって意味あるのかな?
そんな気持ちに引きずられそうになる日も、正直あります。
タヒチアンダンスは、自然や大地、呼吸と深くつながる踊りです。
だからこそ、身体だけでなく、心や暮らしが乱れていると、動きにもすぐに表れてしまいます。
踊るためには、まず整っていること。
これが、私にとっていちばんの基本なのではないかと、ようやく気がつきました。
さて、生活を整えよう!
そう思ったものの、今までずっと慌ただしいバタバタ人間。
なにからどうすれば良いか見当もつきません。
この連載を書きながら、
八戸で暮らすいろいろな方の話も聞きつつ、
今は答えの出ていない「整える」を、ダンサーの目線で考えていきます。
八戸の冬に振り回されながら、
待ち遠しい春を迎える準備として、
少しだけ立ち止まって、「整える」。
そんな時間を、一緒に持てたら嬉しいです。





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