朝市まっぷの発行について思うこと。

コロナ対策で開催が延期され、ようやく遅れて「朝市まっぷ2020」を制作発行しました。
朝市まっぷを作ったのは
2012年が最初でした。全体の様子が分かった方が、お客さんにとってもお店にとっても便利だろうなと思ったからです。そうは言っても、その時は主催が2団体に分かれていたこともあって、全部で300以上ある出店の把握が難しく、なかなか調べきれませんでした。写真を嫌がる出店者もいたり、商品を聞いたりするとうさんくさがられました。
助成金も受けられたりで、2013年度から1部100円(税込)で販売することに決めました。
一番の理由は、継続発行するための制作費がどこからも出ないという事情があり、さらに加えて朝市で無料で配ったりするとゴミになると思ったからです。
観光地のマップ、パンフレットとか大体無料。だから当初は「金取るのか? それじゃいらない」というネガティブな反応も少しあったものの、おおむね好意的に受け止めてもらえました。
100円ぽっきり、されど100円、でした。100円であっても、買ったものだと少しは大切にしてもらえるんじゃないか、という気持ちもあります。
「お店の場所もほとんど変わらないんだから、毎年同じものでもいいんじゃないの」という意見もありましたが、毎年、少しでも時代に合わせて変化する朝市を見たいし、それを伝えたいと思います。
途中から朝市会の組合員にもなって部外者ではなくなりましたが、館鼻岸壁朝市を体験して朝市の概念が変わったことを思い出し、今でもこの朝市の魅力って何だろうなと考えます。
朝市まっぷとともに、朝市の未来像を手探りしていきたいと思うのです。

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