ChatGPTはウソつかない?

このところ、ほぼ毎日のようにChatGPT(チャットジーピーティー)の話を聞く。
いかにもオヤジネタだけれど、ChatGPTと聞くと肝機能の測定値のγ-GTP(ガンマジーティーピー)と混同してGPTだったかGTPだったか、迷ってしまう。
 ChatGPTとは、OpenAI(先日、CEOのサム・アルトマン氏が来日して岸田総理と面会)が2022年11月に公開した人工知能チャットボット(自動会話プログラム)のこと。
原語のGenerative Pre-trained Transformerとは、「生成可能な事前学習済み変換器」という意味だそうで、キーワードを入力すれば、企画書や国会の質問、答弁までも作成できてさらに活用されるらしい。
細かくお題を指示すれば小説などもそれらしく作るというのだから一方では便利だが、人間にとって脅威でもある代物だ。
アメリカコロラド州のの美術コンテストで、短い文章を入力すると絵に変換してくれるというAI(人工知能)を使って制作した『宇宙のオペラ劇場』がグランプリを獲ったというニュースに驚いたのが、ついこの前だったのに……AIの進化は、はてしない。
ゴーグルなどを使い仮想空間を現実世界と同じように体験することができるVR(Virtual Reality)のほかに、現実の画像に文字や映像情報を重ねて表示する「拡張現実(AR=Augmented Reality)技術」などで作られるインターネット上のメタバース(仮想空間)だったりと、これまでSFだったものが、どんどん現実化されていく。
そうなると、早ければ2030年とも言われるシンギュラリティ(人工知能が人間の知能を超える技術的特異点)は来るのか来ないのかが気になる。
別次元ではなく人類にとって表裏をなす現実問題として、核ミサイルによる戦争のリスクがそれと同時にある。
そういう奇妙な時代に生きている。
当欄はChatGPTによって作成した……とは私の脳が作成したフェイクで、ChatGPTのほうがもっとうまく文章を紡ぐかも知れないのだ。
でもChatGPTは主体的に嘘をつくんだろうか、つかないんだろうかが気になってきた。
楽しいだろうか、
泣くだろうか、
怒るだろうか?

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。